お知らせ

2024.1.19

駒ヶ根市内の県立高校の再編について、一部新聞報道に誤解を生じかねない記事内容が見受けられること、一部で一方的な指摘がされていることから、以下に当方の見解を説明をさせていただきます。

 

まず、駒ヶ根市内の県立高校の再編については、そもそもが県が主導で行なっているということです。駒ヶ根市としては、伊藤ゆうぞうが市長に就任する以前に、前市長である杉本氏を会長とした「上伊那地域の高校の将来像を考える協議会」が駒ケ根工業高校の統合をはじめとする高校再編を地元の要望として県に提出しました。これが県の再編計画として採択され、このことは長野県内の他の地域よりも先駆けて行われたことでした。すなわち、伊藤ゆうぞうが市長に就任する以前に、既に上伊那地域の高校再編の完成予想図が描かれていたことになります。伊藤ゆうぞうは市長就任後、この決定に対して幾度にわたって上伊那地域として申し入れを行ってきた経緯があります。

 

他方で、伊藤ゆうぞうとしては地域の重要な拠点である高校を失うわけにはいかないという強い思いから、様々な取り組みも行なってきました。「ウミガメプロジェクト」もその一つです。「ウミガメプロジェクト」は、赤穂高校と駒ケ根工業高校の生徒を対象にした人材育成事業で、進学や就職を迎える高校生に古里である駒ヶ根市に対する関心を高めてもらい、将来的な地元への貢献を促進することを目的としています。

 

プロジェクトでは、学校と地元の企業約20社と連携しながら、地域の課題や将来像をテーマにした講座や現場体験を実施しています。将来の進路に対する選択肢を広げるための支援を行い、同時に、コミュニティービジネスや地元企業への就職支援も行うことで、地域社会を担う意欲ある人材の育成を目指しています。

 

このうち赤穂高校では、市として9つの講座を受け持っています。例えば、地元企業と連携したクラフトコーラ作りの講座や子育てが楽しくなるまちづくりを考える講座などです。子育てが楽しくなるまちづくりを考える講座では、伊藤ゆうぞうがこれからの施策に掲げる「あゆみ館」を子育て施設とすることを念頭に、高校生が子育てについて積極的に案を練っています。

 

このように、市と地元の高校が協定を結んでプロジェクトを行う試みは少なくとも県内では初めてです。引き続き、伊藤ゆうぞうは地元の高校の発展に尽力して参ります。皆様のご理解、ご支援のほどを宜しくお願いいたします。

 

 

 

お知らせ一覧へ